updated 08/01/25

北京プレ大会(車椅子バスケットボール)優勝は男女ともにカナダ!
男子決勝戦、カナダ×オーストラリア=ナショナルインドアスタジアム(撮影:越智貴雄)

 北京オリンピック&パラリンピックを想定したプレ大会「グットラックベイジン(好運北京)」。パラリンピックからは車椅子バスケットボールが1月20日〜25日の6日間開催された。招待されたのは、男子4ヶ国(カナダ、オランダ、オーストラリア、中国)、女子4ヶ国(カナダ、日本、ドイツ、中国)の計8チーム。

 男子の決勝はカナダ×オーストラリア。前半は互角の戦いを見せていたが、後半は安定したスタミナと巧みな技術でカナダが得点を重ねていった。第4クオーターの最後でオーストラリアが猛追するも力及ばず、55対49でカナダの優勝が決まった。カナダは主軸パトリック・アンダーソンを欠く中での意味ある勝利となった。

 女子の決勝はカナダ×ドイツ。カナダは総当り予選でドイツに敗れている。やはり決勝戦は互角の戦いとなった。点を取られたら取り返すという息もつかせぬ展開。第4クオーター50対50の同点のままラスト数秒。延長に突入すると誰もが思った最後の瞬間、最後のシュートをするカナダ選手にドイツ選手がファウル。カナダに2本のフリースローのチャンス。このゲーム、フリースロー成功率75%のカナダのオハマ選手に勝敗がゆだねられた。緊張の1本目、惜しくはずす。2本目、ボールはゴールに吸い込まれ、51対50でカナダの勝利となった。
  オハマの試合後のコメント「誰でも人生において一度は直面する場面だと思う。こんな場面を私は何回もイメージトレーニングしていたので、そんなにプレッシャーは感じなかった。1本目のフリースローをはずした後、“もっと多くのプレッシャーが欲しいの?”と自分に問いかけたら気が楽になった。そして2本目のシュートに集中が出来たの!」

 男子・女子ともに優勝を果たしたのはカナダ。カナダは2006年にオランダで開催された世界選手権(ゴールドカップ)でも男女アベック優勝を果たしており、今大会でも技術とメンタル面で圧倒的強さを見せつける結果となった。

 日本女子はカナダと中国を破り予選では2位通過した。準決勝戦で予選3位通過のカナダと対戦するが38対58で敗れる。3位決定戦で中国を61対44で下し銅メダルを手にした。
 フォワードの田久保郁美選手のコメント「今回のプレ大会は北京パラリンピックに向けてとてもよい経験になった」

*選手コメントは大会組織委員会プレスリリース(英文)より和訳

≪結果≫

男子

1位 カナダ
2位 オーストラリア
3位 オランダ
4位 中国


女子

1位 カナダ
2位 ドイツ
3位 日本
4位 中国

【記事:越智貴雄】       
女子決勝戦、カナダ×ドイツ。傾きながらシュートを放つカナダのラドケ=ナショナルインドアスタジアム(撮影:越智貴雄)
女子決勝戦、カナダ×ドイツ。第4クオーター。シュート放とうとするカナダのオウエットに体当たりで阻止するドイツ選手=ナショナルインドアスタジアム(撮影:越智貴雄)
女子決勝戦、カナダ×ドイツ。最後のフリースローを行うカナダのオハマ=ナショナルインドアスタジアム(撮影:越智貴雄)
女子決勝戦、カナダ×ドイツ。優勝を決めるシュートを決め、仲間よりあつい祝福をうけるオハマ(右より2番目)=ナショナルインドアスタジアム(撮影:越智貴雄
女子3位決定戦、日本×中国。中国選手のガードを振り払いシュートを放つ網本麻里選手=ナショナルインドアスタジアム(撮影:越智貴雄)


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