updated 08/05/04

日本車椅子バスケットボール選手権、宮城MAXが初優勝!
今大会得点王の藤本怜央(中央)=東京体育館(撮影:越智貴雄)

 内閣総理大臣杯争奪『第37回日本車椅子バスケットボール選手権大会』が5月2日から4日までの3日間、東京体育館にて開催された。北は北海道から南は沖縄まで、各地区予選を勝ち抜いた20チームが、日本一の座を懸けてトーナメントに挑んだ。

 4日の決勝では、4連覇を期する千葉ホークスと初優勝を目指す宮城MAXが対戦した。藤井新悟と藤本怜央の日本代表コンビにくわえ、センターの中澤正人のシュートが冴える宮城が序盤、攻勢に出る。だが京谷和幸をはじめ、代表に最多4選手を送り込む千葉の修正は素早い。タイトなディフェンスでペイントエリアへの侵入を許さず、シュートさえ容易には打たせなかった。よい守備は攻撃にもリズムを生み出す。敵が攻めあぐむ間に加点し、千葉が前半のうちにビハインドを詰めた。
  1点を争う緊迫した展開のなか迎えた第4ピリオド、宮城はゴール下を固め、3連覇中の王者のお株を奪う堅い守りを見せる。対する千葉は、たまらずアウトサイドシュートを狙うものの、ネットを揺らすことはできない。逆に宮城はリバウンドを着実に拾い、攻めては藤本と藤井のホットラインを軸に得点を重ねた。こうしてじりじりとリードを広げた宮城が、全国89チームの頂点に初めて立った。

「笛が鳴った瞬間は涙が出た」宮城の藤井は試合後、喜びをかみ締めた。大会MVPに選ばれ、また日本代表では主将を務める。
「全国の選手たち、そして日本のために、しっかりと闘ってきたい」 頼れるキャプテンのもと、日本代表が北京への最終準備に入る。

【記事:隈元大吾】       
ボールにくらいつく宮城MAXの選手=東京体育館(撮影:越智貴雄)
試合後、コートで優勝を喜び合う宮城MAXの選手とスタッフ=東京体育館(撮影:越智貴雄)


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