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7位の瀬立「世界との差は縮まったが、まだたりない」 パラカヌー世界選手権2018

7位の瀬立モニカ(撮影:越智貴雄)

 パラカヌーの世界選手権大会は24日(現地時間)、ポルトガルのモンテモル=オ=ヴェーリョで、女子KL1クラス(胴体が動かせず、肩と腕の機能だけで漕ぐ)の200m決勝が行われ、リオデジャネイロパラリンピック8位の瀬立モニカは1分00秒675のタイムで7位だった。優勝は、ウクライナのMaryna MAZHULA選手で55秒665。

優勝したウクライナのMaryna MAZHULA選手(右)と瀬立モニカ(撮影:越智貴雄)

 競技後、緊張して固くなっていたという瀬立は「凄く悔しい。身体が思うように動かず、持ち味であるスタートを生かせなかった」。大会前、練習を重ねたミドルについては「スピードも出て良かった。リオからの2年で世界との差は縮まったが、まだまだ足りない。あと2年、しっかり頑張っていく」と話した。

 瀬立のリオデジャネイロパラリンピックのタイムは、予選が1分10秒129、準決勝が1分09秒073、決勝が1分09秒193。気象状況が異なるのでリオと単純比較はできないが、この2年で、記録、フィジカル共に進化している。

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