カンパラプレス

ニュース

ニュース

ミラノ・コルティナ2026パラリンピック 日本選手団団長に大日方邦子氏、副団長に荒井氏・與品氏

2度目の日本選手団の団長を務める大日方邦子氏=写真は平昌大会の開会式(撮影:越智貴雄)

日本パラスポーツ協会、日本パラリンピック委員会(JPC)は11日、2026年3月に開催されるミラノ・コルティナ2026パラリンピック冬季競技大会の日本代表選手団の団長および副団長を正式に決定したと発表した。

団長に就任するのは、日本パラスポーツ協会理事の大日方邦子(おびなた・くにこ)氏。
1994年リレハンメル大会から2010年バンクーバー大会まで、5大会連続でパラリンピックに出場し通算10個のメダルを獲得した元アルペンスキー選手で、2018年平昌大会でも日本選手団の団長を務めた実績を持つ。
現在はスキー連盟など複数団体の理事として競技発展にも携わっており、スポーツ庁の審議会委員も務めている。

パラノルディックスキーの監督のヘッドコーチを務めた荒井秀樹氏=写真はソチ大会、(撮影:越智貴雄)

副団長には2名が就任。
1人目は、日本パラスポーツ協会評議員でクロスカントリースキー競技の指導者として知られる荒井秀樹(あらい・ひでき)氏。1998年長野大会から2022年北京大会まで、7大会連続でヘッドコーチやチームリーダーを歴任し、日本のパラノルディックスキーを長年支えてきた。

2人目は、JPC国際部次長の與品美由紀(よしな・みゆき)氏。アテネ2004から冬季を含むパリ2024まで、夏冬合わせて計9大会の代表団にスタッフとして参加。2023年に行われた杭州アジアパラ大会では副団長も務め、国際対応に強みを持つ。

ミラノ・コルティナ2026パラリンピック冬季競技大会は、2026年3月6日から15日までイタリアで開催される。今後は代表選手選考や競技別強化の体制が本格化し、今回発表された3名の体制が中心となって、遠征準備や大会現場での支援にあたる。

文:越智貴雄

page top