新保大和、銀メダル 男子円盤投げ【パラ陸上世界選手】

新保大和が男子円盤投げ(F37)で自己ベストを更新し、銀メダルを獲得した(写真提供:日本パラ陸上競技連盟)
ニューデリーで開催されているパラ陸上の世界選手権(大会6日目)は2日午前、男子円盤投げ(F37=脳原性まひ)決勝が行われ、新保大和(アシックス)は最終投てき前まで5位だったが、最後の6投目で54メートル50の自己ベストをマークし、銀メダルをつかんだ。
優勝はメキシコのルイス・カルロス・ロペスで、56メートル59の大会新記録を樹立。銅メダルにはウクライナのミコラ・ジャブニャクが入り、52メートル79を記録した。

銀メダルを獲得しガッツポーズをみせた新保大和(写真提供:日本パラ陸上競技連盟)
競技後、新保は「良かったというよりホッとしました。(所属先が応援に駆け付けて)プレッシャーもありましたが、メダルを取れて安心しました。最終投てきは自己ベストを更新する気持ちで臨み、結果につながってよかったです。海外の新しい選手も増えてきて、自分も負けられないと感じています。社会人になってからは量より質を重視した練習を積んできましたが、それがメダルに結び付いたと思います。次は金メダルを狙いたいです」と話した。
(文:越智貴雄/情報提供:日本パラ陸上競技連盟)