日本勢最終種目で銅!佐々木真菜、女子400m(T13)【パラ陸上世界選手権】

佐々木真菜が力強い走りを見せ、女子400メートル(T13=視覚障がい)決勝で銅メダルを獲得した(写真提供:日本パラ陸上競技連盟)
ニューデリーで開催されているパラ陸上の世界選手権(大会最終日)は5日夜(現地時間)、女子400メートル(T13=視覚障がい)決勝が行われ、佐々木真菜(東邦銀行)が59秒39をマークし、銅メダルを獲得した。
佐々木は日本勢として今大会最後の出場選手。ラストスパートで粘りを見せ、見事に表彰台に立った。
レース後、佐々木は「競技前にブラジルの選手が出場しないと聞いたので、今日はメダルを狙っていくしかないと思いました。前のポルトガルの選手に惑わされず、自分のレースをすることを意識しました。ラストは無我夢中で走りました。体全体を使って進むことを課題にしてきたので、それができたと思います。メダルが取れて本当にうれしいです」と笑顔で振り返った。
今大会の日本チームは、31名の選手が出場し、金4、銀8、銅2の計14個のメダルを獲得。健闘を見せた。
<日本勢メダル一覧>
<日本勢メダル一覧>
9/27
男子5000m(T11 クラス・視覚障がい)
・唐澤剣也(SUBARU) 金メダル
9/28
男子100m(T12 クラス・視覚障がい)
・久野竜太朗(シンプレクス) 銀メダル
9/30
男子100m(T13 クラス・視覚障がい)
・川上秀太(アスピカ) 金メダル
10/1
男子走り幅跳び(T13 クラス・視覚障がい)
・福永凌太(日本体育大学) 銀メダル
男子400m(T52 クラス・車いす)
・佐藤友祈(モリサワ)金メダル
・上与那原寛和(SMBC 日興証券)銀メダル
・伊藤智也(バイエル薬品)銅メダル
10/2
男子円盤投げ(F36 クラス・脳原性まひ)
・新保大和(アシックス)銀メダル
10/3
男子400m(T13 クラス・視覚障がい)
・福永凌太(日本体育大学)銀メダル
10/4
男子1500m(T20 クラス・知的)
・戸田夏輝(ND ソフト)銀メダル
男子100m(T52 クラス・車いす)
・佐藤友祈(モリサワ)銀メダル
10/5
男子1500m(T52 クラス・車いす)
・佐藤友祈(モリサワ)金メダル
・上与那原寛和(SMBC 日興証券)銀メダル
女子400m(T13 クラス・視覚障がい)
・佐々木真菜(東邦銀行)銅メダル
(文:越智貴雄/情報提供:日本パラ陸上競技連盟)