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日本女子バレー、フルセットの激戦制し決勝へ 勝利の歓喜に沸く【東京デフリンピック】

得点が決まり、ガッツポーズを行う日本代表の選手たち(撮影:越智貴雄)

東京で開催されている聴覚障害者スポーツの祭典「東京デフリンピック」は23日、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で女子バレーボールの準決勝が行われ、日本がウクライナとのフルセットの激戦を3―2で制し、決勝進出を決めた。

得点後、喜びの“決めポーズ”を披露する日本代表の選手たち(撮影:越智貴雄)

激戦の流れを引き寄せた一因は、得点後に見せた選手たちの一体感だった。選手たちは得点の瞬間に一斉に喜びのパフォーマンスを披露し、会場のボルテージをあげるとともにチームの勢いをさらに押し上げていた。

そのパフォーマンスについて梅本綾也華キャプテンは「選手それぞれに“決めポーズ”があって、点を決めたときに一体となって盛り上げています」と話す。

多くの観客で埋め尽くされたバレーボール会場(撮影:越智貴雄)

決勝は25日(火)17時30分からトルコと対戦。2大会ぶりの頂点をかけた最終決戦に臨む。

観戦は無料で事前申し込みも不要。日本戦は人気が高く、22日、23日の試合では開場直後に満席となり、会場外には長蛇の列ができた。競技の模様はデフリンピック公式サイトでライブ配信されている。

(取材・文:越智貴雄)

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