神奈川VANGUARDSと埼玉ライオンズが、決勝進出を決める!【日本車いすバスケットボール選手権大会】

ボールを競り合う選手たち(撮影:越智貴雄)
クラブ日本一を決める「天皇杯 第50回記念日本車いすバスケットボール選手権大会」は1日、東京体育館で行われ、準決勝第1試合では、前回大会優勝の神奈川VANGUARDS(関東ブロック1位)が、NO EXCUSE(東京都ブロック1位)を79-49で破り決勝進出を決めた。準決勝第2試合では、前回大会準優勝の埼玉ライオンズ(東日本2次予選1位)は、富山県車椅子バスケットボールクラブ(東海北陸ブロック1位)と対戦し、延長の末79-74で勝利。決勝進出を果たした。

勝利し笑顔の埼玉ライオンズの選手たち(撮影:越智貴雄)
大会最終日の2日には、3位決定戦と決勝戦が行われる。11時から「NO EXCUSE」対「富山県車椅子バスケットボールクラブ」の3位決定戦が実施され、14時からは2大会連続で同じカードとなる「神奈川VANGUARDS」対「埼玉ライオンズ」の決勝戦が行われる。これまで準優勝4回を経験している埼玉ライオンズは、悲願の初優勝を目指す。試合は、日本車いすバスケットボール連盟のYouTubeチャンネルでライブ配信される予定だ。
天皇杯 日本車いすバスケットボール選手権大会とは?
1970年に始まった本大会は、今年で記念すべき50回目の開催となる。今大会は規模を拡大し、全国10ブロックで行われた第1次予選会に56チームが参加。その各ブロックの優勝チームに加え、東西に分かれて実施された第2次予選会の上位3チームずつ、計16チームが本大会へ進出した。また、本大会は男女別で行われるパラリンピックとは異なり、男女混成で健常者の参加も可能。公平性を考慮したルールのもと、インクルーシブな競技として開催される点も大きな特徴のひとつだ。