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東京パラリンピック陸上で佐藤が2個目の金メダル!

男子1500メートル(車いすT52)の表彰式で金メダルを手にする佐藤友祈(撮影:越智貴雄)

 東京パラリンピック・陸上(29日、国立競技場)、男子1500メートル(車いすT52)決勝で、佐藤友祈(モリサワ)が3分29秒13のパラリンピックレコードで金メダルを獲得した。序盤から先頭を走り、冷静にレースを進め、最後まで先頭を守りきりフィニッシュ。佐藤は400メートルに続き、今大会2冠を達成した。
 上与那原寛和(SMBC日興証券)は、400メートルと同じく自己記録を更新して2個目の銅メダルを獲得した。

 佐藤は表彰式後、「ロンドンで初めて見てから『リオで金をとる』と競技を始めたが、リオでは銀メダルに終わった。そして東京大会は予定通り金メダルと世界記録の更新を狙えると順調に仕上げてきた時にコロナ禍で1年延期。いろんな事がありましたが、本当に多くの人達に支えられて、諦めずに前を見続けてよかった」と涙ぐんだ。

 そして、支えてくれてた方や大会ボランティアなどの多くの方への感謝の気持ちを伝えると、最後に「まだパラリンピックで世界記録更新を達成できていないので、次は必ず達成できるように、自分自身の力をつけていきたい」と語った。

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