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マルセル・フグが優勝! 東京マラソン2021

東京マラソン2021車いすエリート男子優勝のマルセル・フグ(撮影:越智貴雄)

 昨年新型コロナウィルスの影響で延期していた東京マラソン2021が6日、2年ぶりに開催された。東京都庁をスタートし東京駅前・行幸通りをゴールとする42.195キロメートルで行われ、車いすエリート男子は、スイスのマルセル・フグが1時間22分16秒の記録で優勝した。日本人最高位は2位の鈴木朋樹で1時間29分12秒。女子は喜納翼が1時間40分21秒で優勝した。

 競技後、優勝したマルセル・フグは「素晴らしいレースでした。大満足です。1位をとれて嬉しいです。風以外の天気や気分や体調も良かった。自分の強さを実感した。東京の街を走り抜けられた事がハッピーでフィニッシュまで楽しかった」と話した。

東京マラソン2021車いすエリート女子優勝の喜納翼(撮影:越智貴雄)

 女子優勝の喜納翼は「風の動きが想定していたよりも強くて横風で、なかなかスピードに乗せるのが難しくて、ハードなレースだった。11月の大分国際車いすマラソンで記録の更新が出来るよう整えていきたい」と話した。

<車いすエリート男子結果>
1位 マルセル・フグ(スイス)1時間22分16秒
2位 鈴木朋樹(東京・トヨタ自動車)1時間29分12秒
3位 西田宗城(大阪・バカラパシフィック)1時間29分55秒
4位 樋口政幸(千葉・プーマジャパン)1時間29分55秒
5位 吉田竜太(東京・SUS株式会社)1時間30分07秒

<車いすエリート女子結果>
1位 喜納翼(沖縄・琉球スポーツサポート)1時間40分21秒
2位 土田和歌子(東京・ウィルレイズ)1時間44分58秒

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