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アジアパラ 競泳陣が7個の金メダルラッシュ!リレーで中島が驚異の逆転劇

男子100メートルバタフライ(S11=視覚障害)で優勝した木村敬一(撮影:越智貴雄)

 杭州アジアパラ大会3日目(24日)、アクアティックセンターで競泳が行われ、日本勢は7個の金メダルを獲得するメダルラッシュとなった。

【競泳日本勢、金メダル獲得者】
木村敬一/男子100メートルバタフライ(S11)
鈴木孝幸/男子100メートル自由形(S4)
山口尚秀/男子100m背泳ぎ(S14)
窪田幸太/男子100m背泳ぎ(S8)
南井瑛翔/男子200m 個人メドレー(SM10)
富田宇宙/男子400m自由形(S11)
日本チーム/混合4×100mリレー(S14)

金メダルを手に笑顔の日本チーム。左から、山口・木下・井上・中島(撮影:越智貴雄)

 圧巻だったのは24日の最終レースに行われた、混合4×100mリレー(S14=知的障害)。2時間半前に男子100メートル背泳ぎで金メダルを獲得したばかりの山口尚秀が第1泳者で泳ぎ、1位とは0.88秒差の2位につけ、第2泳者の木下あいら、 第3泳者の井上舞美 が2位のまま最終泳者の中島啓智に繋いだ。中島に繋がれた時点で1位の香港チームとは7.43秒差がある中、驚異の追い上げを果たし、アジア新記録で優勝した。

男子100m背泳ぎ(S14=知的障害)で優勝した山口尚秀(撮影:越智貴雄)

 大会3日目終了時点で日本のメダルランキングは3位で45個(金12、銀13、銅20)。開催国の中国は、メダルランキング1位で165個(金67、銀53、銅45)。

文:越智貴雄

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