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車いすバスケ女子決勝 日本は中国に完敗で銀メダル【杭州アジアパラ大会】

表彰式後、銀メダルを手に記念撮影に応じる女子日本代表チーム(撮影:越智貴雄)

 中国・杭州で開催されているアジアパラ大会第5日は26日、車いす女子バスケットボール決勝が行われ、日本代表は中国に61ー30で敗れて銀メダルに終わった。

 序盤から日本は中国の激しい攻撃を受け、リバウンドでも競り負ける場面が目立った。第1クオーター(Q)を8ー17で終えると、第2Q以降も中国のペースを崩せず、ダブルスコアでの敗北となった。

 6得点に抑えられた網本麻里は、「予選リーグ(の中国の得点)は59点で、今回は61点に抑えることはできていたけど、自分たちの得点力が劣ってた。パス、走るコース、クロスとスクリーンの角度の精度も、細かいところを中国の方がしっかりやっていた」と話した。

 世界選手権で7位の日本。金メダルを目指して杭州に乗り込んだが、同選手権2位の中国の壁は高かった。岩野博ヘッドコーチは「走りに負けない強度と、ノーマークのシュートを決め切ること。その能力をこれから磨いていかないと、中国のみならず世界で戦っていくには難しくなる」と今後の課題を示した。

文:西岡千史

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