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魅せるパラ・パワーリフティング大会が築地本願寺で開催!

10日午前、49Kg級に出場した西崎哲男選手の第3試技(撮影:越智貴雄)

第24回全日本パラ・パワーリフティング選手権大会が9〜10日の2日間、東京都中央区の築地本願寺(第二伝道会館)で開催された。競技大会の開催場所としては珍しく、ご本尊(阿弥陀如来)がある空間に特設された場所で行われ、4つの日本新記録が生まれるなど、選手たちは力強い試技を見せた。

【今大会で日本記録を出した選手一覧】

男子59キロ級 光瀬智洋(エグゼクティブプロテクション) 記録:157キロ
男子97キロ級 佐藤芳隆 記録:171キロ
女子61キロ級 龍川崇子(EYジャパン) 記録:74キロ
女子79キロ級 田中秩加香 記録:95キロ

工夫された大会の見せ方

大会では、競技の見せ方にも工夫されており、来場した観客に競技を楽しんでもらうことを目的に、日本パラ・パワーリフティング連盟と日本工学院八王子専門学校がタッグを組み、大会メインビジュアル、大会テーマ曲、国内外の大会で撮影された写真を活用した動画、審判の判定をわかりやすく観客に見せる判定ランプの開発など、様々なコラボレーションが行われていた。

エンターテイメント化された大会は来場者からも好評で、ユニークでインパクトのあるメインビジュアルを制作した宮谷涼華さん(デザイン科イラストレーション専攻2年)は「パラパワーに触れたことがない人にちょっとでも興味を持って見てほしいと思い、ひと目見たら目を疑ってしまうようなインパクトのある“腕だけとてもムキムキなキャラ”を作りました」と作品のコンセプトを教えてくれた。

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