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火ノ玉ジャパン、世界選手権で初の銀メダル! ボッチャ世界選手権2018

表彰式で、観客からの声援に応え、手を振る日本チームとスタッフ(撮影:越智貴雄)

 ボッチャの世界選手権(最終日)が18日(日本時間、18日から19日深夜)、イギリスのリバプールで開催され、団体の決勝戦で、世界ランキング2位でリオデジャネイロパラリンピック銀の日本チームは、世界ランキング1位のタイと対戦。シーソーゲームが最終エンドまで続くが、日本チームは惜しくも4-5で敗れ、銀メダルとなった。

 ボッチャの世界選手権は、4年に1度開催されるパラリンピックと並ぶ世界最高峰の大会。日本チームのこれまでの最高位は、前大会のベスト8。この種目での銀メダル獲得は、世界選手権では初となる。

火ノ玉ジャパンエース廣瀬隆喜。決勝でも正確なショットをしっかり決めた(撮影:越智貴雄)

 競技後、キャプテンの杉村英孝は「今回の世界選手権での経験は自分自身としても大きく、チームとしても大きく成長出来た。この経験を必ず生かし、東京パラリンピックでは、タイにリベンジして金メダルをとれるように頑張っていく」と東京への決意を語った。

 リオデジャネイロパラリンピックと同じ銀メダルでも、試合の質が違うと話すのは、日本ボッチャ協会強化指導部長の村上光輝さん「リオの時は3エンド目で(日本が)大崩れして、ほぼ試合を決められた。しかし、今大会では、ミスをしても自力で点を取り返し、競る試合ができた。大会経験を通して培われてきたものが、大舞台で出せる力として発揮できたのではないか」と話してくれた。

予選から、何度もミラクルショットを決めた、二十歳の新星、中村拓海(撮影:越智貴雄)

 ボッチャは、ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式競技。投げるボールを、的のジャックボール(目標球)にいかに近づけるかを競う。障がい別で戦い、個人戦と団体戦(2対2のペア戦と3対3のチーム戦)がある。それぞれが青ボール、赤ボールの持ち玉6球を投げ終わった時点でジャックボールからの距離を測定する。相手ボールを弾いたり、ジャックボールに寄せたり、ジャックボールを動かすなどの作戦は自由自在にできる。選手の何手も先を読み正確な投球には驚嘆だ。最近では、企業対抗ボッチャ大会が開催されたり、ゲームになったり、一般への広がりをみせている。

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