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佐藤友祈、パリへの挑戦!ライバルを打ち倒す覚悟 – Rode to paris –

佐藤友祈選手(撮影:越智貴雄)

 東京パラリンピック陸上で400メートルと1500メートルの2つの金メダルを獲得した佐藤友祈選手が、次なる目標として2024年のパリ・パラリンピックでの連覇を掲げている。

 パリ・パラリンピックでは、1500メートルが公式種目から外れたため、400メートルに注目が集まる。
 昨年7月にパリで行われたパラ陸上の世界選手権では、マキシム・カラバン(ベルギー)が佐藤選手が持っていた世界記録を0秒94更新した。佐藤選手は、「パリでマキシム選手を打ち倒す」と闘志を燃やす。

岡山市の陸上競技場でトレーニングを重ねる佐藤友祈選手(撮影:越智貴雄)

 来週17日から神戸で行われるパラ陸上の世界選手権では、パリの前哨戦となりそうだ。男子400メートル(T52クラス)決勝は、21日(火)夕方に行われる予定。

神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会

開催期間:2024年5月17日~25日
会場:神戸総合運動公園ユニバー記念競技場
佐藤選手出場予定種目:1500メートル、400メートル、100メートル(すべてT52クラス)

佐藤友祈(さとう・ともき)プロフィール

1989年9月8日生まれ、静岡県藤枝市出身。21歳の時、脊髄炎が原因で車いす生活に。2012年ロンドンパラリンピックを見て車いす陸上を始める。2016年リオパラリンピックで400m・1500mで銀メダル。2021年1月からプロ転向し、株式会社モリサワと所属契約。2021年に開催された東京パラリンピックでは400mと1500mでパラリンピック新記録を更新し2冠達成。

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