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幅跳びで兎澤が優勝! パラ陸上日本選手権2021

兎沢が、追い風参考ながら4メートル52の大ジャンプで優勝(撮影:越智貴雄)

 パラ陸上の日本選手権(最終日)が21日、東京・駒沢陸上競技場で行われ、女子走り幅跳び(T63クラス=大腿切断など)で、東京パラリンピック出場内定を決めている兎沢朋美が、追い風参考ながら4メートル52で優勝した。大会1日目には、女子100メートル(T63)で16秒22のタイムで自身の持つアジア記録(従来の記録16秒39)を更新するなど、コンディションの良さを見せた。

 兎沢は「強い雨風の厳しいコンディションの中、ある程度の記録を出せたのは評価できます。走りの基礎トレーニングがしっかりできているので、(結果に)つながっているのかなと思います。(東京パラリンピックに向けて)特に空中動作でロスが大きいので、しっかり取り組んで、少しでも記録を伸ばしていければと思います」と話した。

取材協力:斎藤寿子

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