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東京パラリンピックの日本代表選手団の結団式

(右から)旗手の谷真海、岩渕幸洋、副主将の浦田理恵、主将の国枝慎吾、団長の河合純一、その他の選手は左上の画面上でオンライン参加となった(撮影:越智貴雄)

 東京パラリンピック日本代表選手団の結団式が17日に都内で行われ、日本選手団の主将として5回目のパラリンピックに臨む車いすテニスの国枝慎吾(ユニクロ)、副主将としてゴールボール女子の浦田理恵(総合メディカル)、旗手で卓球男子の岩渕幸洋(協和キリン)とトライアスロン女子の谷真海(サントリー)の4名の選手が出席した。その他の日本代表選手はオンラインで参加した。

 主将の国枝は「東京オリンピックでは日本代表選手の全力でチャレンジしベストを尽くす姿を目の当たりにし、心震える場面が何度もあり、スポーツの持つ力を示してくれた。東京パラリンピックの日本代表選手団も勇気と覚悟を持って全力で戦い抜くことを誓う。障害のあるなしに関わらず、たくさんの子供たちにパラスポーツを見てもらい、人間の無限の可能性を感じてもらえることを願っている」と決意表明をした。

 団長の河合純一は「パラリンピックに参加できる全ての障害や競技、そして出場回数や年齢など様々な皆様が集い、多様性と調和を象徴する選手団になった。パラリンピアンのパフォーマンスとメッセージには”出来ないを出来るに変える”という人間の可能性に気づかせ、多様性を認め合える、活力ある共生社会を実現する原動力になると確信している」と語った。

東京パラリンピックは8月24日から9月5日までの13日間、22の競技532種目で255名の選手が戦いを繰り広げる。

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