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車いす土田3位、西田6位 ロンドンマラソン2016

先頭を走るマルセル・フグ=20km付近(撮影:越智貴雄)

先頭を走るのは優勝したマルセル・フグ=20km付近(撮影:越智貴雄)

 24日、ロンドンマラソン2016兼IPC陸上ワールドカップマラソンが行われ、男子車いすの部は、マルセル・フグ(スイス)が1時間35分19秒で2大会ぶりの優勝を果たした。女子車いすの部は、タチアナ・マクファーデン(アメリカ)が1時間44分14秒で優勝し大会4連覇。

6位でゴールした西田宗城=20km付近(撮影:越智貴雄)

6位でゴールした西田宗城=20km付近(撮影:越智貴雄)

 日本人選手の最上位は、女子が土田和歌子(八千代工業)の3位で1時間45分28秒、男子は西田宗城(バカラパシフィック)の6位で1時間35分32秒だった。

 ゴール後、男子6位の西田は「(リオパラリンンピック推薦が得られる)5位以内に入りたかった。惜しいで終わらせてはいけないレースだった。前半は10人ほどの集団で、タワーブリッジのぼり坂(約20km地点)で先頭からは離されたが、ずっと先頭集団は見える位置で追いかけ続けた。レース中、なんとか5位以内になる手段を考え続けていたが、レース終盤で上位の5選手についていけず、最後の直線スプリント勝負ができなかった。チャンスはあったのでもったいないことをした」と悔しさをにじませた。次レースに向けては「来週は韓国ソウルでのマラソン。強くなったなってきたというレースをしていきたい」と話した。

<車いす男子上位結果>
1位 Hug Marcel (SUI)01:35:19
2位 Fearnley Kurt (AUS)01:35:20
3位 Weir David (GBR)01:35:21
4位 Van Dyk Ernst (RSA)01:35:23
5位 Senbeta James (USA)01:35:24
6位 西田 宗城(バカラパシフィック)01:35:32
7位 Pike Aaron (USA)01:35:33
8位 洞ノ上 浩太(ヤフー)01:35:37

3位でゴールした土田和歌子(撮影:越智貴雄)

3位でゴールした土田和歌子(撮影:越智貴雄)

<車いす女子上位結果>
1位 Mcfadden Tatyana (USA)01:44:14
2位 Schar Manuela (SUI)01:44:15
3位 土田和歌子(八千代工業)01:45:28
4位 Mcgrory Amanda (USA)01:47:41
5位 Zou Lihong (CHI)01:52:42
6位 Graf Sandra (SUI)01:52:49
7位 Scaroni Susannah (USA)01:52:50
8位 Mcclaimer Chelsea (USA)01:55:58

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