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井谷が短距離2冠、前川はアジア記録並ぶ、成田は自己新! パラ陸上ドバイGP

200メートルで優勝した井谷俊介(撮影:越智貴雄)

 パラ陸上の国際大会「WPAドバイグランプリ2019」が24日~27日、UAEドバイで行われ、男子100メートル(T64)アジア記録保持者である井谷俊介(ネッツトヨタ東京)が、男子100メートル(T63/64)、200メートル(T44/46/61/63/64)に出場し、それぞれ優勝した。100メートルは、向かい風2.2メートルの悪条件ながら、2位の選手を1秒以上を突き放す12秒12、200メートルは24秒12のタイムだった。

金メダルを手に笑顔の井谷(撮影:越智貴雄)

 井谷は、2016年に交通事故で右足の膝下を切断。当時、レーシングドライバーを目指していたが、2017年に東京パラリンピック出場を目指し、2018年から本格的にパラ陸上を始める。昨年10月に開催されたアジアパラ大会男子100メートル(T64クラス)ではアジア新記録(11秒70)を出している。
 競技後、井谷は「走るフォームは良かったけれども風が強く思ったよりタイムが出ていなかった。世界のトップ選手と競い合うにはまだまだなのでこれからもしっかり練習していきたい」と話した。

前川の4本目のジャンプ。4メートル07でアジア記録に並んだ(撮影:越智貴雄)

 大会初日に行われた女子走り幅跳び(T61/63/64)では、この日が21歳の誕生日だったという前川楓(チームKAITEKI)が、4本目の跳躍で4メートル07センチの大ジャンプをみせ、兎沢朋美(日体大)が持っているアジア記録に並んだ。

自己新記録を更新する1メートル81センチの跳躍をみせた成田緑夢(撮影:越智貴雄)

 大会2日目には、男子走り高跳び(T42/44/46/47/64)に、東京パラリンピック出場を目指す成田緑夢(フリー)が出場。自己新記録を更新する1メートル81センチで6位だった。昨年、韓国で開催された平昌パラリンピックの男子スノーボードで金メダルを獲得した成田。昨年11月には「夢は夏と冬のパラリンピック・オリンピックに出場する事。目の前の一歩は、走り高跳びで東京パラリンピックを目指す事」と宣言していた。

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