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世界レベルの好記録に岐阜がわいた! ジャパンパラ陸上2019

1500メートル優勝後、笑顔の樋口(撮影:越智貴雄)

 パラ陸上の「ジャパンパラ競技大会」が20日~21日の2日間、岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われ、熱戦が繰り広げられた。

 11月にドバイで開催されるパラ陸上の世界世界選手権切符がかかった、800メートル(T54=車椅子)、1500メートル(T53/54=車椅子)、5000メートル(T53/54=車椅子)で、存在感をみせ優勝したのは、樋口政幸(プーマジャパン)。4月のロンドンマラソンで3位に入っている鈴木朋樹(トヨタ自動車)、調子を上げてきている渡辺勝(凸版印刷)ら注目の若手2人に対し、ベテランならではの勝負強さをみせつけた。

日本記録を更新した成田(撮影:越智貴雄)

 男子走り高跳び(T47=機能障害)では、平昌パラリンピックスノーボードバンクドスラローム金メダルの成田緑夢(フリー)が出場。1メートル86センチの跳躍で日本記録を更新した。

400メートル、アジア記録で優勝した佐々木(撮影:越智貴雄)

 女子400メートル(T13=視覚障害)の佐々木真菜(東邦銀行)は58秒08でアジア新で優勝。

走り幅跳び、世界記録まであと10センチの好記録で優勝し、会場を沸かせたドイツのマルクス・レーム(撮影:越智貴雄)

 大会最終種目で行われた走り幅跳びには、ドイツから走り幅跳び(T64=片下腿切断)の世界記録保持者であるマルクス・レームが登場。6本目の最終跳躍で自身の世界記録にあと10センチと迫る8メートル38センチで優勝し、会場を沸かせた。

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