ボッチャ/ Boccia
投げるボールを的となる白いボール(ジャックボール)にいかに近づけるかを競う。バドミントンコート程度の専用コートを使用。
カーリングに似ているが、的が固定されているカーリングと違い、ボッチャはジャックボールの位置を投げて決める。つまり、ここから作戦は始まる。
男女別はなく、障がい別で戦い、個人戦、2人ペア、3人チームの種目があり、それぞれ青ボール、赤ボールの持ち玉6球を投げ終わった時点で測定をする。ただし、投球制限時間を過ぎると6球を使いきれないこともある。
手でボールが投げられない選手は足で蹴るか、あるいは「ランプ」と呼ばれる滑り台式の投球補助具を使う。「ランプ」を使う際は、選手の指示を受けた競技アシスタントが「ランプ」の角度や高さを調整する。アシスタントは選手へアドバイス、コートの確認が禁止されている。
対象選手:重度脳性まひ、同程度の四肢重度機能障がい
見どころ:相手ボールを弾く、ジャックボールに寄せる、ジャックボールを動かすなど作戦は自由自在。何手も先を読み、正確な投球に感心。誰もが一度は試したくなる。
WEBサイト(競技団体):日本ボッチャ協会